執念のワンツー決めた21歳差の競輪選手コンビに意外なつながり「“友達のお父さん”と決めれて最高」
いわき平競輪場のナイター競輪「東京スポーツ杯(F1)」が16日に開幕。10RのS級予選に出場した大塚玲(42歳・神奈川=89期)と日高裕太(21歳・静岡=121期)に話を聞いた。 日高裕太と大塚玲が“現地集合”で見事なワンツーを決めた。日高が主導権を握ると、大塚は別線のまくりを3コーナーでブロック。しかしこの時、大塚は内を掬われてしまい直線入り口では4番手まで後退。しかし鮮やかな中割りで強襲しアタマまで届き日高も2着に粘った。 「やらかしたと思ったけど、執念ですね。日高君とワンツーは本当に感慨深い」と喜んだ大塚は日高との意外なつながりを明かした。 「ウチの息子と日高君は同じ年で仲良しなんですよ。高校は違うけど自転車競技の大会とかでよく会っていたみたいで、自分も日高君のことは高校時代から知っていました。連係できただけで嬉しかったのに、ワンツーが決まって本当に最高です。息子は自転車から離れて、『留学したい』って言って今は海外にいます。(このツーショット写真が)海外まで届くかな?(笑)」 日高も「メンバーが発表された時点で絶対先行するぞって思いました。“友達のお父さん”とのワンツーは最高にうれしいです」と最高の笑みを浮かべた。(netkeirin特派員)