【阪神】延長戦の末 2連敗で勝率5割 4位転落...石井が10回 自身の暴投から佐野にV打浴びる 直後の攻撃で2死から好機も島田は凡退
■プロ野球 阪神1ー2DeNA 延長10回(5日 甲子園) 阪神はDeNAに延長戦の末に敗れ2連敗、36勝36敗5分の勝率5割で4位に転落した。岡田監督の阪神監督通算単独1位の515勝目はお預け。延長1ー1で迎えた延長10回、5番手・石井が先頭・オースティンに左安打に暴投でオースティンに二塁へ進められ無死二塁、牧に10球粘られ二ゴロの進塁打を許す。1死三塁から佐野にセンターへタイムリーを運ばれ1ー2と勝ち越された。10回の攻撃はDeNA5番手・森原に中野は空振り三振、代打・森下も空振り三振、大山も中安打で佐藤輝も左安打で2死一・二塁も島田は一ゴロに倒れて追いつけず。石井は今季初黒星(1勝)。 先発・ビーズリー(28)今季6度目の登板、試合前まで3勝1敗、防御率1.78。前回は6月15日・ソフトバンク戦(みずほPayPay)で4回1/3を5安打6失点(自責4)で負け投手。今季DeNA戦は初登板だった。 ビーズリーは1回、梶原を空振り三振、度会を見逃し三振、オースティンを投ゴロと3人で抑える立ち上がり。 スタメンは野手は前日と変わらず前川が3番レフト、佐藤輝が5番、島田が6番ライト、捕手は梅野が入った。 DeNAの先発・ジャクソンは今季阪神戦は4度目で1勝0敗、防御率0.50だった。1回、近本は遊ゴロ、中野も遊ゴロ、前川は二ゴロと三者凡退。 ビーズリーは2回、牧と佐野に連打され戸柱の一ゴロで1死二・三塁、井上へに死球で1死満塁とするが森敬を空振り三振、ジャクソンを見逃し三振に抑え先制点を与えない。 2回の攻撃で1死から佐藤輝が中安打、島田の二ゴロ、梅野が四球で2死一・二塁、小幡は二ゴロで先制できず。 ビーズリーは3回、梶原に右安打、度会に二ゴロで1死二塁に。オースティンの打席で梶原に三盗を決めまれ1死三塁からオースティンを空振り三振も牧にレフトフェンス直撃のタイムリーを飛ばされ1点を先制される。 打線は3回、三者凡退に終わり4回は先頭・前川は空振り三振、大山がレフトへツーベース、佐藤輝は一ゴロ、島田は死球で2死一・三塁も梅野は三ゴロに終わった。 ビーズリーは5回1死から度会に左安打、オースティンを右飛、牧を遊飛に打ち取った。 5回の攻撃で先頭・小幡が左中間にツーベース、ビーズリーが犠打を決め1死三塁から近本は空振り三振、中野は中飛に打ち取られた。 ビーズリーは6回2死から井上、森敬と連打され二・三塁となるもジャクソンを二飛に抑える。ビーズリーは6回を100球、8安打1死球9奪三振の1失点(自責1)で降板。 7回は2番手・桐敷が梶原、度会、オースティンと1番からの打順を3人で抑えた。その裏の攻撃で梅野の遊ゴロを森敬が悪送球、小幡の犠打、代打・渡邉が中安打で1死一・三塁から近本がセンターへ犠飛を打ち上げ、1ー1の同点に追いつく。中野が中安打、暴投で2死二・三塁も前川は二ゴロで勝ち越せない。 8回は3番手・ゲラが牧を右飛、佐野を三ゴロ、戸柱を空振り三振と3人で退ける。 9回は4番手・岩崎が先頭・京田に左安打、森敬をバント失敗の三振、代打・宮崎の遊飛を小幡が落球も梶原を遊ゴロ、度会を中飛で勝ち越しを許さず。 9回の攻撃は2死から代打・糸原が四球も近本は右飛に終わった。