【RIZIN】西谷大成、危険なストライカー・高木凌の打ち合い要求には「やってやるよ!」
4月29日(祝・月)東京・有明アリーナで開催される『RIZIN.46』の合同公開練習が15日、都内にて行われ[フェザー級戦(3分5R)]で対戦する、西谷大成(JAPAN TOP TEAM)とパンクラス同級1位のハードパンチャー・高木凌(パラエストラ八王子)が登場。 高木は公開練習で”打ち合え”とばかりに床を指し示し、西谷は「やってやるよ」と激闘必至の様相だ。 【フォト&動画】西谷が”必殺”の飛びヒザ披露も、高木はパンチで撃ち落とす! 西谷は“朝倉未来1年チャレンジ”1期生で、DEEPやBreakingDown(BD)で活躍する。 昨年6月のRIZINデビュー戦では、渾身の飛びヒザ蹴りを放つも鈴木博昭に撃ち落とされ、KO負け。11月の『FIGHT CLUB』でKO勝利するも、今年2月18日のBDでKO負けした。 対する高木はパンクラス フェザー級1位の強豪で、6勝2敗のうち5つのKO勝ちを誇る。その中でも4つは1R KO勝利で、強烈な右ストレートを持つ。 この試合は当初、3月23日のRIZIN LANDMARK神戸大会で行われるはずだったが、西谷のKO負けのダメージを鑑みて、延期となっていた。 公開練習で西谷はミット打ちを披露するも、トレーナーにタックル、さらには関節技を仕掛けるなどやりたい放題だ。さらには因縁の”飛びヒザ”も繰り出して会場を沸かせた。 対する高木は、共に練習する井上直樹をパートナーに、マススパーリングを披露。 こちらは先日の『UFC300』でのホロウェイのラスト10秒打ち合い指示さながら床を指差し、井上と殴り合い。井上が飛びヒザを出すと、パンチを合わせ”KOデモストレーション”してみせた。 西谷は2月のBDのダメージについては「完全回復」ときっぱり。 期間が延びたことで「勝負強いだけじゃ意味ないんだなと。(BDでの)負けを良い負けに出来た。一からやるしかない、開き直るしかない」と心機一転のきっかけになったようだ。 対して高木は、試合延期に「追い込める期間が増えた」とニヤリ。 西谷の2月BD参戦前には「サクッと勝ってもらわないと困る」とチクリと刺した高木だが、今は「本気で挑んで負けたのなら、何とも思っていない」と気に留めない。 この期間、西谷は朝倉未来と共に、また高木はフェザー級王者・鈴木千裕と連れ立って、それぞれタイへ追い込み合宿へ出かけた。 西谷は「組技を一から練習した、格闘技だけの時間、いい期間になった」と語り、高木も「レスリング力やオープンフィンガーグローブでのディフェンス技術などが伸びた」と互いに手ごたえがあったようだ。 高木が公開練習で、ホロウェイさながら打ち合い要求したことについて尋ねられると、高木は「なんでもやってやる」と打ち合いだろうが対応すると自信たっぷり。西谷は「やってやるよ!」と受けて立つとした。 高木が得意の右で沈めるのか、西谷が鈴木博昭戦での雪辱を果たし見事勝利するのか。