「救う会青森」が総会開催 拉致問題で自治体職員に署名を、議員にも会への加入を呼び掛け
「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための青森の会」(救う会青森)は11日、青森市で今年度の総会を開いた。総会では知事や各市町村長の協力を得て自治体職員に拉致問題の啓発と被害者救出のための署名を呼び掛ける活動などを行うことを決めた。 総会では桑原一夫(くにお)代表が「拉致問題はもはや2国間の問題ではなくなっている。拉致被害者の即時帰国の活動を続けないと事態は好転しない」とあいさつした。今年度は、従来の街頭での署名活動に加え、新型コロナウイルスの影響で2年間、見送られていた県民集会の再開を目指すほか、世論を喚起するために県議や市町村議に対しても会への加入を呼び掛けることなどを確認した。