【バレー】仙台がホームで連勝。ファイナル3、最後の1枠を巡る熾烈な争い。GSS東京が最終戦で今季初勝利 Ⅴ2女子
バレーボール2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は3月2日、3日に猫田記念体育館(広島県)、カメイアリーナ仙台(宮城県)にて6試合を開催した。 すでに姫路、ルートインが出場を決めたファイナル3(V2女子優勝決定トーナメント)。 残された1枠を巡りJAぎふ、浜松、群馬、仙台が激しく競い合っている。 今節は仙台がホームで連勝。 浜松は大野石油に勝利し、姫路に敗れて1勝1敗。 群馬は大野石油に勝利し、JAぎふは試合なし。 順位はまず勝利数が、次にポイントが優先される。 ここまでJAぎふが12勝。群馬、浜松、仙台が11勝。 ポイントはJAぎふが32、群馬が31、浜松が35、仙台が33。 最後の1枠は最終週の結果待ちで、群馬が2試合を残し、他のチームは1試合のみとなっている。 群馬は最後の2試合が仙台、浜松との直接対決。 言い換えれば、群馬、浜松、仙台の3チームのいずれかは12勝以上になり、JAぎふは最終戦の姫路に勝利しない限り、勝利数で並んでもポイントで3チームに逆転を許すことになる。 今季躍進を見せたJAぎふがここまで無敗の姫路を破って意地を見せるか、他の3チームが最後に差し切るか、大いに注目したい。 今節はもう一つのトピックスがあった。 2日、カメイアリーナ仙台ではGSS東京が千葉をフルセットで破り今季初勝利。最終戦で嬉しい結果を手に入れた。 GSS東京は年明けから東海大学2年生の光広のぞみが参戦し、大活躍でチームに貢献した。 165センチと小柄な光広だが、跳躍力を活かしたスパイクと強烈なジャンプサーブを武器に躍動感のあるプレーで多くの観客の心を掴んだ。 この後は大学での活動に戻る光広だが、Vリーグでの経験を活かし、大学リーグでもさらなる成長を見せてくれることだろう。 次戦はレギュラーラウンド最終戦。3月9日、10日に群馬県、兵庫県で4試合が開催される。 3月3日終了時点での勝敗は下記の通り。 ・姫路(16試合16勝0敗、48ポイント) ・ルートイン(18試合13勝5敗、38ポイント) ・JAぎふ(17試合12勝5敗、32ポイント) ・群馬(16試合11勝5敗、31ポイント) ・浜松(17試合11勝6敗、35ポイント) ・仙台(17試合11勝6敗、33ポイント) ・熊本(18試合6勝12敗、20ポイント) ・大野石油(17試合4勝13敗、12ポイント) ・千葉(18試合1勝17敗、5ポイント) ・GSS東京(18試合1勝17敗、4ポイント)
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