トヨタが北米EV充電網「IONNA」に参加表明、EVシフトは踊り場から脱却か!?
トヨタも北米初のEV現地生産に乗り出す
トヨタは現在、北米向けEVとしてトヨタbZ4XとレクサスRZの2車種を販売しているが、2025年から26年にかけて、フル電動の新型3列シートSUVを2車種、現地で生産開始する計画だ。また、トヨタとレクサスを合わせて30車種もグローバル展開する計画も発表している。今回のイオンナ参加には、その地ならし的な目的もあるだろう。 今回の発表に際して、トヨタ・モーター・ノースアメリカの社長兼CEOであるテッド・オガワ氏は以下のコメントを発表している。 「米国とカナダ全土にDC急速充電器を展開するためのIONNAの支援を発表できることを嬉しく思います。これにより、BEVの普及が促進され、この技術に対する顧客の信頼が高まるだけでなく、トヨタとレクサスの顧客は、北米で急速に成長しているIONNAの充電ネットワークにアクセスできるようになると信じています」 また新たに強力なパートナーを迎え入れる、イオンナのセス・カトラーCEOは、「トヨタをIONNAファミリーに迎えることができてうれしく思います。北米における電動モビリティの未来に対する彼らのビジョンは、最高水準の品質、信頼性、顧客体験の限界を押し広げるという当社の使命と完全に一致しています。このパートナーシップは、EV充電を変革し、北米における持続可能な輸送の採用を先導するという当社の共同の旅において、多くの重要な成果を示すものです」と語った。