鈴木万李弥、涙の激闘勝利！

株式会社Def Fellow 『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.2』 2024年4月27日（日）東京・後楽園ホール ▼第6試合　KNOCK OUT-BLACK女子 -57.0kg契約/3分3R・延長1R 〇鈴木万李弥（クロスポイント吉祥寺） 延長判定3-0 ※三者とも10-9 ●NA☆NA（エスジム/前ミネルヴァスーパーフライ級王者、現1位） ※本戦判定は29-28、29-29、30-30 【フォト】鈴木の顔が歪む！真っ向勝負のどつき合い 　鈴木は“流血のマドンナ”の異名を持ち、ここ数年はK-1グループでの試合が多かったが、KNOCK OUTには初参戦を果たす。現在は2連敗中で再起をかける。 　当初、鈴木の相手は浅井春香（フリー）だったが、負傷欠場。前ミネルヴァスーパーフライ級王者のNA☆NAが参戦することになった。 　1R、お互い右のパンチを中心に打ち合い、NA☆NAは右ローとパンチを連動させながら攻める。2R、左右フックから右ローを出す鈴木。両者ともローの蹴り合い、右ストレートと得意な攻撃で攻める。 　3R、鈴木がジャブからワンツー、右ミドルを攻撃を出す。NA☆NAは右ストレートを当てるが、鈴木は左ミドル。終盤、更に近距離になる両者はパンチの打ち合い。鈴木は左ミドル、NA☆NAは右フックを当てていく。 　延長R、NA☆NAがコンパクトなパンチ、左フックをカウンターでヒット。鈴木はガードを固めて、左ヒザ蹴りやミドルキックで対抗。近距離のパンチの応酬が続く中、前に出るのは鈴木、アッパーやストレートをヒット。NA☆NAも耐えて、左右フックを出していった。 　ジャッジは3者とも鈴木を支持、鈴木が延長大激闘を制した。判定が読み上げられると鈴木は涙を流し、観客の歓声に応えた。