Ｕ―２３日本代表に敗れた中国、２メートルＧＫをＦＷ起用する“奇策”もゴール割れず
◆サッカー男子パリ五輪アジア最終予選兼Ｕ―２３アジア杯 ▽１次リーグＢ組第１戦 日本ー中国（１６日・ドーハ） サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたＵ―２３（２３歳以下）アジア杯の初戦で日本に０―１と敗れた中国が、試合終盤にＧＫをＦＷとして投入する“奇策”に出た。試合は前半８分、ＭＦ松木玖生（ＦＣ東京）のゴールで日本が先制。しかし前半１７分、ＤＦ西尾隆矢（Ｃ大阪）が肘を振ったプレーがＶＡＲの末、レッドカードと判定されて退場に。数的有利となった中国だが、得点を奪えぬまま迎えた後半４３分に背番号１２のユージンインを投入。本来はＧＫだが、身長２メートルの高さを持つユーをフィールドプレーヤーのユニホームでピッチに送り出した。その高さを生かしたパワープレーをみせたが、日本も集中した守備でしのぎきった。
報知新聞社
