坂本花織、大トリで登場 世界女王の圧巻の滑り 千葉百音、吉田陽菜ら 国内外のトップスケーター集結
フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」横浜公演が5日、横浜アリーナで始まり、五輪や世界選手権メダリストが集結。豪華共演を果たした。 女子で56年ぶり世界選手権3連覇を達成した坂本花織(シスメックス)は、大トリで登場。「Poison」を演じた。女子ボーカルの力強い歌声に乗せて、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツを跳んだ。観客を引き込むなめらかなステップも披露。世界女王の圧巻の滑りに、会場は大きな拍手が響き渡った。 日本人スケーターによるグループナンバーでは「Mrs. GREEN APPLE」の「ケセラセラ」を演じ、坂本はダイナミックなダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を着氷。大きな歓声が沸き起こった。 坂本は今季最終戦の24年世界選手権で、56年ぶり3連覇を達成。日本勢としても初の快挙をなし遂げた。帰国後には「自分の持ち味を出せて、結果優勝することができてうれしい」と喜びを口にし、来季に向け「ちょっとずつレベルアップしていけたら」と語っていた。 女子は、吉田陽菜、千葉百音、島田麻央(いずれも木下アカデミー)、上薗恋奈(LYS)、イザボー・レビト(米国)、ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)らが出演した。 同ショーの横浜公演は、5~7日の3日間、行われる。
報知新聞社