黒糖好きもアート好きも 「アートとコクトウ」へ30者出展 12月9日沖縄市で 黒糖使ったホテルスイーツやカクテルにバガス草木染も
沖縄県黒砂糖協同組合は9日、沖縄市のトリップショットホテルズコザなどで、黒糖の啓発イベント「アートとコクトウ」を開く。飲食店や食品メーカーのほか、県内外で活躍するアーティストなど30者が出展し、黒糖の魅力を伝える。黒糖とアートを組み合わせたイベントの実施は県内で初という。1千~1500人の来場を見込む。 ロワジールホテル那覇の「沖縄黒糖キャラメルバターサンド」や、サトウキビの搾りかす「バガス」を染料に使用した草木染、黒糖を使用したカクテルなどが楽しめる。会場ではサトウキビを絞り、煮詰めて黒糖にする製造工程のパフォーマンスも行う。 企画・運営を手がけるノイズ・バリュー社(那覇市)の池田泰斗氏は「黒糖が好きな方だけでなく、アートに興味がある方にも幅広く来てほしい」と呼びかけた。 (写図説明)企画・運営を手がけるノイズ・バリュー社の池田泰斗氏(左)とPukalas Okinawaの友利尋子共同代表=5日、那覇市の沖縄タイムス社