特産“大口れんこん”の出荷ピークに!日照不足で収穫量減も…味には太鼓判「おいしさ凝縮されている」
NST新潟総合テレビ
穴から先が見通せるためお正月の縁起物として親しまれているのがレンコンです。新潟県長岡市では特産の“大口れんこん”が出荷の最盛期を迎えています。 ■冬の味覚“寒ブリ”水揚げピーク!全国的には“超豊漁”も新潟・佐渡では“不漁”…海水温上昇で寒ブリの回遊ルートに変化!? 12月17日、長岡市の大口地区で収穫されていたのは、大口れんこんです。 【記者リポート】 「大口れんこんは比較的水温が高く、ミネラルが多く含まれた地下水を使って育てられるため、冬の寒さが厳しい大口地区でもたくさん収穫されるということです」 県内で生産されるレンコンの約9割を生産している大口地区。シャキシャキとした食感と甘さが特長の大口れんこんですが… 【JAえちご中越大口れんこん生産組合 鈴木正常さん】 「今年は去年から見ると2割減。例年から見ると1割減、ちょっと収量が悪い」 今年は梅雨が長引いたことで日照不足となり、例年よりも収穫量が減少。ただ、夏以降は高温を好むレンコンに適した暑い日が続いたため、生産者はその味に太鼓判を押しています。 【JAえちご中越大口れんこん生産組合 鈴木正常さん】 「肥大がちょっと遅れたため小ぶりだが、その分、身もしっかり締まって、おいしいところもぎゅっと凝縮されたような感じ。例年通りサクサクでほのかな甘みもあるおいしいレンコン」 穴から先が見通せる縁起物として親しまれているレンコン。 良い一年になるよう願いながら、お正月の食卓に並べるのもいいかもしれません。
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