稲垣吾郎、内田有紀との夫婦役に手応え「同じ世代に頑張ってきた仲間」
女優の石橋静河が主演するNHKの連続ドラマ「燕は戻ってこない」(30日スタート、火曜・後10時)の取材会が12日、東京・渋谷の同局で行われ、共演の稲垣吾郎、内田有紀らと出席した。 桐野夏生氏による生殖医療をテーマにした同名小説が原作。卵子提供ドナーに登録したところ、医療エージェントから代理出産を持ちかけられる主人公・リキを演じた石橋は「『代理出産』や『サロゲートマザー』という言葉を字面しか見たことがなかったなかで扉を開けてみたら、いろんな倫理的な問題や、それぞれの立場から見えるものが違う。作品を通して私自身も学んでいっている状態」と語った。 稲垣と内田は、代理母を探す元世界的バレエダンサーとその妻を演じる。稲垣は「同じ世代で、同じ時代に芸能界で頑張ってきた仲間。同級生に会ったような感じがして、まとう空気感が似ているというか、夫婦としてフィットしたように感じる」と語ると、内田も「7ページくらいとかの掛け合いや舞台のようなシーンとかも多い。やっていて楽しいし、お互いに緊張を分け合っている」と手応えを明かした。 1話には、稲垣のバレエの跳躍写真やストレッチシーンなども登場。稲垣は「僕の跳躍、うまくいきましたかね」と手応えを明かしつつ「私生活の中でもバレエダンサーとしてのクセみたいなものはたぶん出ると思うので、演じる中で意識しています」と語った。
報知新聞社