「JEEPラングラー」に乗るのが夢です!維持費はどのくらいかかりますか?
JEEPブランドを代表するといっても過言ではない本格クロスカントリー車「JEEPラングラー」。この人気SUVに乗りたくて、ローンでの購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。 車を所有する際は、ローンの返済だけではなく、定期的に発生する維持費についても考えておく必要があります。そこで今回は「JEEPラングラー」の維持費がどのくらいかかるのかを調べてみました。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
JEEPラングラーの価格一覧
4代目となるJEEPラングラーは、オンロードユースにも対応したシティー派の「Unlimited Sahara」と、JEEPの中でも最強の悪路走破性を誇る「Unlimited Rubicon」のラインアップがあります。それぞれの車両本体価格は以下の通りです。 ・Unlimited Sahara 2.0L 8速AT/右ハンドル:870万円(税込み) ・Unlimited Rubicon 2.0L 8速AT/右ハンドル:905万円(税込み) ・Unlimited Rubicon 4xe 8速/左ハンドル:1030万円(税込み) ※車両本体価格のほかに、製造・輸送コストに関するサーチャージとして17万円(税込み)がかかります。 出典:Jeep カタログ一覧「全モデルの価格表」より(2023年10月16日時点)
JEEPラングラーの維持費はどのくらい?
憧れのJEEPラングラーを購入した場合、車両本体のローンとは別に、維持費が発生します。主な維持費の内訳は以下の通りです。 ・税金 車の排気量に応じて自動車税種別割がかかります。JEEPラングラーの排気量は2.0リットルであるため、3万6000円です。新車購入時にかかる自動車重量税は4万9200円~6万1500円です。(2023年12月時点) ・保険 強制保険とも呼ばれる自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)がかかります。保険料は保険期間により異なり、例えば12ヶ月で1万1500円、24ヶ月で1万7650円、36ヶ月で2万3690円です。 出典:「自動車損害賠償責任保険基準料率 2023年1月18日届け出」より これに加えて、自賠責保険でカバーできない部分の補償が受けられるように、任意の自動車保険に加入するのが一般的です。 ・メンテナンス費用 定期的なエンジンオイルの交換や、タイヤ・ブレーキパッド・ワイパーなど消耗品の交換費用が発生します。 ・ガソリン代 走行距離に応じてガソリン代がかかります。 JEEP「wrangler 製品カタログ」によると、JEEPラングラーの燃費性能は、WLTCモード(※)で「Unlimited Sahara 2L」が10.0キロメートル/リットル、「Unlimited Rubicon 2L」が9.4キロメートル/リットルです。 ガソリン価格が170円/リットルと仮定したとき、100キロメートル走行するたびに1700~1800円ほどかかるのが分かります。 ※WLTCモードとは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードのことです。 ・駐車場代 自宅に駐車スペースがない場合は、近隣の月決め駐車場を借りなければなりません。駐車場代はお住まいの地域によって異なりますが、例えば東京23区の場合、安くても2万円前後、地域によっては5万円を超えることもあるようです。 ・自動車検査登録制度(車検)費用 新車登録から3年後、それ以降は2年おきに車検費用が発生します。 例えば車検専門店の場合、車検費用の総額は安いところで7万~8万円程のようです。ディーラー車検の場合は、さらに割高になると考えられます。消耗品の交換や整備代として、別料金がかかる点にも注意が必要です。