四季報「秋号」でわかった ! 連続増益「期数」ランキング
東京・青梅のヤオコー店舗。都市展開も模索(写真:編集部撮影)
9月26日発売の 『週刊東洋経済』10月1日号 では「株の道場 短期vs.長期 どちらで稼ぐ」を特集。乱高下する短期の相場で稼ぐ投資法と、長期の大化け期待の銘柄を仕込む投資法の両方を徹底解説している。今・来期に純利益が過去最高を更新する企業を対象に、純利益が来期まで何期連続して増えるかでランキングした。 1位はヤオコー(8279)。埼玉県を中心に展開する食品スーパー国内大手。強さは安定した出店にある。コロナ禍でも出店を続け、前期は店舗の純増が11、今期も7を予定している。既存店の売り上げが弱含んでも、店舗数の純増により、全体としての成長を維持している。 主戦場としてきた関東郊外の大型店は出店余地が小さくなりつつある。そのため、都市型店舗の展開も模索。7月には横浜エリアへ初出店した。今後は商業ビルへの出店も増やしていく。 総菜や生鮮食品といった高粗利益率の商品に強みを持つことも大きなポイントだ。食品加工を行うプロセスセンターを稼働させ、集中加工を行うことで品質向上と店舗コスト抑制を図っている。 (東洋経済 記者)
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福田 淳