<なにわ空撮>通天閣周辺 ホテル建設現場や「フェスゲ」があった11年前の写真も
<なにわ鳥目線>通天閣・新世界付近の空撮 ホテル建設現場や「フェスゲ」付近の今昔写真も
今回の記事の1枚目の写真は、大阪市浪速区のJR新今宮駅付近から北東の通天閣・新世界方面を15日に撮影したもの。写真中央に大きなクレーンが写っている場所が、星野リゾート(長野県軽井沢町)が2022年4月にホテル開業を予定している土地だ。 <なにわ鳥目線>大阪市北区「大阪駅」大屋根がつく前後の風景
ホテルの名称は「OMO7 大阪新今宮」
同社の発表によると、ホテルは地上14階建て、客室は436室というもので、名称は「OMO7 大阪新今宮」になるという。宿泊代は一室1万円から3万円程度に設定する方針だ。 その工事現場から、やや右に写る白く大きな建物は、2014年末に開店したパチンコ店大手のマルハンの新世界店。その2階にはMEGAドン・キホーテ新世界店も入っており、いつもにぎわいをみせているが、この場所にはかつて、複合娯楽施設「フェスティバルゲート」があった。
フェスティバルゲートの特徴的なコースターの写真(2008年4月に撮影)
そんなフェスゲには、建物の中をすり抜けるように走るジェットコースター「デルピス・ザ・コースター」があり、2008年4月に、JR新今宮駅の東側上空から撮影した2枚目の写真は、クネクネしたレールが特徴的なコースターのレールが確認できる。 現在でも、ここを通るたびに「昔ここにフェスゲがあったなあ」「映画館(動物園前シネフェスタ)もあったよな」という通行人の声を耳にすることも。当時遊んだ人たちの思い出は、まだ消えていないようだ。
通天閣・新世界には多くの観光客、街はどう変わっていくのか
さて、3枚目の写真は通天閣の北東側から先ほどのJR新今宮駅方面を写したもの。下には天王寺動物園も写っている。 天王寺動物園はここ最近、動物が一時行方不明になり、後に見つかるといった騒動で話題となったが、空から見ていても入園者が多いのがわかり、人気は健在のようだ。通天閣やその周辺の新世界は、夕方になっても多くの観光客でにぎわいをみせているのがわかる。 今後、リゾートホテルも建設され、この街はどのように変化していくのか注目だ。 撮影協力:小川航空(大阪市此花区北港緑地)