シエナ・ミラー、元婚約者ジュード・ロウとの交際は「カオスで最も現実離れした経験」と回顧【SPURセレブ通信】
2024年5月23日(現地時間)に放送された、ジェームズ・コーデン(45)が司会のポッドキャスト番組『This Life of Mine with James Corden』に出演したシエナ・ミラー(42)。 【写真】当時大きな話題となったふたりの交際 シエナといえば、映画『アルフィー』(2004)の撮影中に共演者のジュード・ロウ(51)と恋に落ち、2003年から2006年まで交際していたことで有名。 2004年のクリスマスに2人は婚約するも、2005年にジュードが元妻サディ・フロスト(58)との間にもうけた子ども達のナニーの女性と浮気していたことが発覚し、婚約を解消。2006年に正式に破局するが、その後2009年から2011年まで再び交際していた。 アイドル級の人気を誇ったジュードの恋人として一躍注目を集め、さらに浮気発覚・破局と、交際がセンセーショナルに取り上げられたことで、連日パパラッチに追われることになったシエナ。ジェームズの番組では当時を振り返り、「最も現実離れした経験だった」と語っている。 「私は仕事をはじめたばかりにもかかわらず大作に出演して、そこでアイドル俳優に恋をした。とても幸せだったけど、その裏側はすごく暗くて、すぐに転落した」と話すように、ジュードと交際をスタートさせた時、彼女はまだ22歳。 『アルフィー』もシエナが映画デビューしてからわずか3年後の作品だったことからも、彼女が若くして大きな名声と有名な恋人、そしてメディアからの注目を、一度に突然手にしたことがよく分かる。 そしてマスコミによる過度な監視のストレスから、彼女はアルコールに依存し、遊びまわるように……。 シエナは、「スパイラルに陥れば陥るほど、新聞がよく売れるネタになった」「ウロボロスのような混乱だった。私たちの交際には多くの問題があって、すべてが自らを蝕んで、とても手に負えない状態になってしまっていた」と回顧。司会のジェームズも、当時ロンドンのバーで、シエナが帰ろうとしている時にパパラッチに囲まれているのを見かけたと明かしている。 また番組内では、メディアとの関係は「狂気とカオスを招く」し、「攻撃と暴力に対処しないといけないし、彼らにとっての餌食の一つでしかなくて、毎日追われるのよ。パラノイア症みたいな感じね」と話す場面も。また当時、若かったために、メディアで自分がどのように報道されるかについて「ほとんど関与できなかった」とも話している。 なお、シエナはパパラッチに執拗に追いかけ回されていただけでなく、タブロイド紙による電話ハッキングの被害にも遭っている。そしてのちに、このハッキング事件の裁判の際、シエナ自身も、ジュードとの交際中に俳優のダニエル・クレイグ(56)と浮気していたことが明らかになっている。 総じてシエナとジュードの交際は互いに苦い経験のようだったが、番組内では、「あの経験を通して、自分自身について多くのことを学んだし、大げさに聞こえるかもしれないけど、まだこの世界にいられることをとても幸運に思っている」と前向きな発言もしていたシエナ。 現在彼女は、元婚約者の俳優トム・スターリッジ(38)との間にもうけた娘マーロウ(11)の子育てに奮闘しており、さらに2022年に交際をスタートさせた15歳年下の俳優、オリ・グリーン(27)との間にも、2023年12月に娘が誕生したばかり。 またジュードも、2019年に一般女性のフィリッパ・コーン(38)と再婚。最初の妻サディ・フロストとの間に3人、モデルのサマンサ・バーク(39)との間に1人、シンガーソングライターのキャサリン・ハーディング(33)との間に1人、そしてフィリッパとの間にも2人の子どもがいるので、現在は7人の子を持つ父となっている。 辛い過去を乗り越え、現在は充実した日々を送っているシエナ。ジュードも含め、それぞれの幸せがこれからも続いていくことを見守りたい。