ボイメン水野「名古屋から夢叶えられること証明したい」
もっと目線の演技を極めていきたい
「復讐したい」の舞台は、家族を殺された遺族がその犯人に自らの手で制裁を下すことができる「復讐法」が制定された2020年の日本。最愛の妻を殺された主人公が、18時間の制限時間の中で犯人を追い詰めていく姿を描いたサバイバルアクションとなっている。今作もボイメン全員が出演し、東海エリアでもロケが行われた。 主人公を演じた水野は、犯罪被害者の心理を勉強して撮影に臨んだ。「命の重みより怒りが勝っていくという気持ちの変化を表現するために、目を意識しました。ライブでも演技でもそうですが、僕が大事にしているのは目線。もっと目線の演技を極めていきたいです」 また、アクション映画が大好きな水野にとって、「復讐したい」はやりがいのある現場だったようで、「『ダイハード』がすごく好きで。『ランボー』、『ターミネーター』、『ダイハード』でいったら、『ダイハード』が一番発砲数が多いんです。 マニアックな話ですけど(笑)。今回自分が銃を持って“バン、バーン!”ってやれたのは楽しかったですね」と無邪気な表情を見せた。
「今に見とけよ」って思ってるんで
原作が人気の高い「復讐したい」だからこそ、ボイメンを知らない人たちに見てもらえるということを、水野をはじめ、出演したメンバー全員が意識したという。個性が強いメンバーぞろいのボイメンを「一言でいうと『まぜそば』。ミンチとかニラとか濃いものがいろいろあって、食べると“うわー、味濃いな”って思うんですけど、また食べたいって思う感じ」と話す。 「映画やドラマで僕たちを知ってくれた人は、バラエティやライブではまた全然違う顔が見られるので、そのあたりも楽しんでほしい。バラエティだと体張らされるロケが多くて。雪山で裸になったり、激熱グルメを食べたり(笑)。高所恐怖症なのにドッキリでスカイダイビングやらされたことも…」 そんなボイメンの今後について問うと「個人がそれぞれ活躍していくことが、グループの成長に必要。僕もまだまだいろんな役をやってみたいし、そこを磨いていけばグループに還元することができるはず」。さらに「東京に行くとよく言われるのが『ローカルのグループ』。もちろんそこに誇りを持っていますが、名古屋からでも夢を叶えられるっていうのを証明したいし、今に見とけよって思ってるんで」と続けた。 「最近思うのが僕たちの夢がだんだん周りのみんなの夢になってきているってこと。だから応援してくれるみんなのためにも頑張っていきたい」と笑顔で語ってくれた水野。いつまでも変わらない熱い想いを胸に、まだまだ彼らの挑戦は続く。 (編集プロダクション エディマート/須崎條子)