第2PKで2得点&バク宙&離脱3人のパフォ披露、平田マサ「意外と平田、(第2PKの技術)ありますからね」【アジアカップ2024|ミックス/日本vs韓国】|フットサル日本代表
4月20日、日本代表はタイ・バンコクアリーナでAFCフットサルアジアカップ2024グループステージ第2節・韓国代表戦に臨み、5-0で勝利した。 【映像】平田ネトの狙いすました第2PK!体操選手ばりの“バク宙”も披露! 平田ネトアントニオマサノリは、第2PKを2度決め、その期待にしっかりと応えてみせた。 1-0から追加点となった1本目の第2PKでは、ネットを揺らした後に得意のバク宙を披露。さらに中継カメラに走り寄ると、負傷により登録を外れた3人の選手、オリベイラ・アルトゥール、清水和也、フィウーザ・ファビオへ向けたパフォーマンスでメッセージを伝えるなど、初戦の敗戦を心配する声が多く集まるなか、ムードメーカーでもある点取り屋がチームに勢いを与えた。 試合後、取材エリアに現れた平田は、開口一番「平田、(第2PKの技術)もってますから」と笑顔で取材に応じた。
「3人も一緒だよ」と伝えたかった
(笑顔で取材エリアに現れ)平田、(第2PKの技術を)もってますから。 ──ナイスゲームでした!試合を振り返っていかがですか? GKの(ピレス・)イゴールも含めて全員でこの試合をやれたことは大きいし、自信にもなりました。悪い部分もあったかもしれないですが、いい雰囲気でしたし、プラスの声もたくさんありました。 ──2点とも第2PKをきっちり決め切りましたね。 意外と平田、ありますからね(笑)。アルトゥールという存在がいたから、名古屋でも代表でも蹴らせてもらえてなかったけど……平田もあるので、そこは覚えておいてください(笑)。 ──お得意のバク宙も披露していました。 この前の試合の雰囲気から一気に盛り上げたいというのもあったし、日本のみんなも「バク宙が見たい」とたくさんコメントしてくれていたので、全員に向けたバク宙です。 ──カメラの前では3つのパフォーマンスをしていましたね。 「3人も一緒だよ」というのを伝えたくて、フィウーザのモヒカン、アルトゥールの髭、和也のポーズをやりました。 ──2回の第2PKを決めましたが、蹴り方は変えたんでしょうか? いつもだいたいあの間合いで、蹴り方も同じです。いつもどおり蹴りました。 ──どんなポイントで蹴っているんですか? ちょっとそれは言えないです。僕かアム(元名古屋オーシャンズで現タイ代表・スパウットの愛称)しか蹴れないやり方なんで、それだけは言えないっす(笑)。 ──今日はいつもと違う組み合わせで、なおかつセットを固定しながら戦いました。手応えは? 僕たちのセット(平田、吉川智貴、安藤良平、甲斐稜人)は、僕がピヴォ(3-1)も4-0もできて、稜人が1対1ができて、時間をつくりながら戦うことができる。ベテランの2人はそれ以上ないくらいのスペシャルな選手たちなので、僕たちは自由にやらせてもらえます。もしかしたら彼らはストレスを感じているかもしれないですけど(苦笑)。僕は楽しかったです。 ──名古屋セットですね。やりやすさはありましたか? そうですね。ヨシ(吉川)とかアンちゃん(安藤)はずっと一緒にやっていたので。稜人は在籍期間が被っていないので、やりづらいと感じていた部分もあったかもしれないですけど、少しずつ合わせていきながら彼の良さを生かしてあげられればベストかなと思います。 ──今後どんなプレーを見せたいですか? うーん、特にはないです。僕はそんなにうまさがある選手でもないし、特別な選手でもない。だから前回大会も自分は気合で乗り切ったけど、その「気合」が自分の一番の良さだと思っています。今のチームはスーパースターと言える存在はいないかもしれない。だけどその分、全員で一致団結することで勝っていけるチームだと思っているので、あとはどれだけやれるかというところだと思います。 ──1戦目はかなり厳しい試合になり、今日で気持ちをリセットできたんじゃないかな、と。3戦目に向けては? 今日も良かったとは思いますが、修正しないといけないところはたくさんありました。明日も貴重な練習時間があるので、しっかり修正してもっといい状態で臨みたいです。 ──タジキスタンはどんな印象ですか? ないですね。韓国戦のことしか考えていなかったし、相手どうこうというよりも、自分たちがどうするかです。