「デカレンジャー」20年前の知られざる誕生秘話 塚田英明Pが語る1話完結型へのこだわり、敵組織が存在しない理由
Q:デカレッドのスーツアクターを担当した福沢博文さんは、アクション監督も兼任する形で新作に参加しています。福沢アクション監督とは今回、どういったお話をされましたか?
福沢さんには、20周年作品が始動した時点で、早めにお声がけしました。最近はアクション監督としてスーパー戦隊に参加されていましたが、ちょうど間が空いていた時期で、幸運にも本作を担当していただけました。「魔進戦隊キラメイジャー」(2020~2021)でもアクション監督をやっていただきましたが、福沢さんは映画もよく見ていてアイデアを豊富にお持ちの方なので、「あの映画の、あんな感じにしてみませんか」という話を現場でよくしました。なので、今回もそうしていただきたかったですし、何よりも、オリジナルのデカレッドのスーツアクターなので、「デカレンジャー」を熟知している人物として参加していただきたかった。演出しながらの出演は大変な部分もありましたが、「バンの部分はやるよ」と引き受けてくださり、デカレッドを演じていただきました。20年経って、また一緒に「デカレンジャー」を作れたことは、改めて感動的だなと思います。
Q:最後に、「デカレンジャー」ファンに向けてメッセージをお願い致します。
各キャストが、当時のキャラクターのイメージを変えることなく演じています。6人が全員揃って、スタッフも当時のメンバーがかなり再結集しているので、みなさんが好きだった「デカレンジャー」であり、また新たな「デカレンジャー」をお見せできると思います。ぜひ、安心して楽しんでいただければ幸いです。
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