阪神・球児監督「有意義な時間だった」安藤&久保田両コーチと約6時間“グリーン会談”
阪神・藤川監督はグリーン会談に満足していた。昼食を入れれば約6時間、同組の安藤投手チーフコーチ、久保田2軍投手チーフコーチと過ごした。プレーをしながら意見交換に花を咲かせ、「安藤コーチにバーディーが3つ、4つ出て。楽しく回れましたね。久保田コーチも一緒だし。投手陣の話ができて、凄く有意義な時間だった」と振り返った。 詳細は企業秘密として伏せた。特に継投時のブルペン運用についての議論を深めたとみられ、「どんな時にうまくいきやすくて、どんな時に詰まることがあるのかとか。ゲーム中の、本当に短いやりとりのところですね」と一端を明かした。 高知県安芸市で17日まで行った秋季キャンプでは、練習後にチーム宿舎でコーチ陣とミーティングを重ねた。休日はゴルフに出かけ、首脳陣同士の意思疎通を図る機会を多く設けた。ただし、コーチ陣全体の集まりはあっても、投手コーチだけに特化した話し合いはできていなかったようで「今日は一番話を聞いておきたかった2人なので」と収穫を強調。岡田前監督時代の取り組みをなどをヒアリングしたようだ。 話がはずんだ効果か、ゴルフの成績はグロス91にハンデが加算されてコンペで優勝した。充実の一日になった。 (倉世古 洋平)