解散から1年4か月、BiSHの元メンバーが明かすフェスの楽しみ方「直感みたいなものも大事に」
リストアップする「不安なこと」
――グループの頃もありましたか。 「はい。BiSHの頃は、リーダーみたいなこともやっていたんですが、自信がなかったんです。なので、『どうやったら克服できるのか』を考えて、不安なことをリストアップして1つずつ解決していく方法を取っています。解散して1年くらい経ちましたけど、まだまだ不安なことはいっぱいあります。なので、ルーティンとしてその方法を続けています」 ――今回はどんなステージを考えていますか。 「とにかく『全力で楽しむこと』が私の持ち味なので、余計なことを考えずに自分が一番楽しめるステージにしたいと思います。きっとそれが一番お客さんに楽しさを伝えられるんじゃないかなって思っています。今回出演されるアーティストさんは、いろんな音楽ジャンルの方たちなので、まさに新しい音楽に出会える場だと思います。そんな出会いも期待しながら遊びに来て欲しいです。あとはフェスと言えば『食べ物』ですよね。私もフェスで好きなものを見つけたら行列に並んででも食べるタイプなので、そんな一日を楽しんでいただけたらうれしいです」 □セントチヒロ・チッチ 5月8日、東京都生まれ。2015年、楽器を持たないパンクバンド、BiSHのメンバーとして活動開始。22年8月からCENTの名義でソロプロジェクトを開始、23年6月にグループ解散。同年8月、加藤千尋の名義で俳優としてドラマ、舞台で活動を始めた。声優としても映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でヒロイン役の吹き替えを担当。
福嶋剛
