この冬の降雪量は平年並みか多い見込み 県などが除雪体制を協議
富山テレビ放送
冬が近づくなか、除雪体制について話し合う会議が開かれました。 この冬の降雪量は、平年並みか多い見込みであることが報告され、能登半島地震の影響がある道路では、早めに通行止めにするなど、安全対策を強化します。 会議には、県や国土交通省など関係機関が出席し、気象台の担当者がこの冬の降雪量は、平年並みか多い見込みで、大雪となる可能性が例年より高いことを説明しました。 会議では、今シーズンも早朝の除雪に重点を置きつつ状況に応じて日中にも除雪を行うこと、災害級の大雪が予想される場合には外出自粛を呼びかけることなどを確認しました。 また、能登半島地震によって道路が崩落した小矢部市の国道359号線は仮設道路の幅が狭く、急こう配であることから、大雪注意報の発表や予想降雪量が一定以上となった場合、「通行止め」にすることが報告されました。 県は、去年から道路監視カメラの画像をAIで解析し、どの地域で雪が積もっているかをホームページの地図上で一目でわかるようにし、参考にしてほしいと、呼びかけています。 一方、最近は除雪オペレーターの不足が課題となっていて、県は、後ろを確認するモニターが整備された一部の除雪車に限り1人体制での除雪を試験的に実施します。
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