クマのイメージ

　10月14日午後8時20分ごろ、福井県小浜市金屋の民家敷地で、サバのへしこが入った容器に成獣のクマが頭を入れ食べているところに住人が出くわした。住人は屋内に逃げ、けがはなかった。 　この家に住む80代男性によると、物音がしたため外に出たところクマを発見。軒下に置いてあった、たる状のプラスチック製容器にはへしこ3匹が入っていたが、頭を残して全て食べられていた。男性は「まさかクマとは思わなかった。へしこのにおいが強くて寄ってきたのかもしれない」と話していた。 　16日午後4時45分ごろには、付近の民家の栗の木に登っている成獣を別の住民が目撃、市に通報した。人身被害を防ぐため地元猟友会などが駆除した。市によるとクマは体長1メートル以上のメスで、14日に目撃されたクマと同一個体かは不明としている。