レギュラーシーズン、運命の最終週!ボーダー上のEX風林火山、上位陣との対戦で耐えられるか/麻雀・Mリーグ
Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」3月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。長いと思われたレギュラーシーズンも、いよいよ最終週。各チームが2~4試合を戦い、セミファイナルシリーズに進む上位6チームが決定する。ボーダーライン上にいるEX風林火山は、好調の上位1~3位に囲まれての戦い。猛攻に耐えて生き残れるか。 【中継】EX風林火山、生き残りへ上位陣と対決 現在▲153.2のEX風林火山。7位のBEAST Japanextとは101.2ポイント差だ。この2チームは最終日に直接対決があり、現在のポイント状況を考えれば、この両チームで最後の1枠の奪い合いだ。トップ・ラスなら一撃で100ポイントは簡単に詰まるだけに、先発二階堂瑠美(連盟)は、今の約100ポイントを広げるのはもちろん、詰められることだけは避けたい。 上位3チームは、ポストシーズンに向けた蓄えと勢いを増すための戦い。断トツの首位を走るU-NEXT Piratesには、レギュラーシーズンの最高スコア更新の期待もかかっている。昨シーズンから掲げた「圧倒的に勝つ」を見事に果たすような内容で、チーム内ではMVP争いも激化。個人3位の鈴木優(最高位戦)は、首位・瑞原明奈(最高位戦)に追いつけるか。 2位・赤坂ドリブンズは4選手中3選手がプラスポイントで、シーズン中盤から終盤にかけて盤石になってきた。ここ数年、苦しい時間の方が長かったチームとすれば、久々に穏やかな日々を送れていることだろう。第一関門を抜けた先の戦いに向けて、渡辺太(最高位戦)はMリーグ1年目からフルシーズン戦い抜くために力を尽くす。 3位・KADOKAWAサクラナイツは、チーム内で好調・不調の差が目立ってきたところ。全員が好調という状態は築きにくいが、ポストシーズンではやはりラッキーボーイ、ラッキーガールが出てこなければ短期決戦をくぐり抜けられない。岡田紗佳(連盟)はここで一発、特大トップが取れればMVPがもう一度視野に入ってくる。 【3月25日第1試合】 赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)個人12位 +80.4 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)▲76.7 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人5位 +247.5 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人2位 +305.9 【3月22日終了時点での成績】 1位 U-NEXT Pirates +754.3(92/96) 2位 赤坂ドリブンズ +380.9(92/96) 3位 KADOKAWAサクラナイツ +251.8(92/96) 4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +13.3(92/96) 5位 渋谷ABEMAS ▲0.7(94/96) 6位 EX風林火山 ▲153.2(92/96) 7位 BEAST Japanext ▲254.4(92/96) 8位 TEAM雷電 ▲440.2(94/96) 9位 セガサミーフェニックス ▲551.8(92/96) ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部