帯状疱疹最前線!若い世代にも急増…納得の理由に対策や課題も「いまどき帯状疱疹」が全てわかる
子ども達の間で流行する「水ぼうそう」。 子どもを介して大人にウイルスが取り込まれると、そのウイルスと免疫が戦い、免疫機能が強化されます。 これが「ブースター効果」です。 2014年に水ぼうそうワクチンの定期接種が開始。
すると、水ぼうそうにかかる子どもが激減しました。 ということは… (かえでの杜クリニック 千葉春子院長)「以前は赤ちゃんとか子どもが発症した免疫を少し受け取って、ブースター効果と言ったりするんですが。それがなくなってしまったので、今の赤ちゃんをもっているお父さんお母さんの世代は、少し帯状疱疹にかかる割合が以前より増えている」 これが、小さな子どもの親世代・20代~40代の帯状疱疹の発症率が上がっている要因です。
効果的なのはワクチン接種!しかし…
帯状疱疹の予防で、最も効果的と言われるのはワクチン接種ですがー (ワクチン接種をした男性)「正直ちょっと高いなって今回感じました」 1回の接種で済む生ワクチンでも8000円程度。 より予防効果が高い不活化ワクチンでは2回の摂取で4万円程度かかります。 道内では帯状疱疹ワクチンの助成制度を設けている自治体もありますが、札幌市や旭川市などは全額自己負担となっています。 帯状疱疹最前線。 日ごろから規則正しい生活を心がけ、免疫をあげることが予防の第一歩です。