巨人D1位・西舘勇陽、開幕11試合目で初黒星 中大の先輩、DeNA・牧に勝ち越し打許す「構えたところより甘く入ってしまった」
(セ・リーグ、DeNA7-2巨人、4回戦、DeNA3勝1敗、26日、横浜)10試合連続ホールドでセ・リーグの新人記録に並び、開幕から無失点を続けていた巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(22)=中大=が11試合目で初黒星を喫した。 【写真】巨人・阿部監督は西舘について「プロは甘くないというのは分かったろうし…」 「構えたところより甘く入ってしまったのが一番の反省。次に向けてやっていきたい」 2-1の八回に登板。桑原の安打と犠打で1死二塁とされると佐野の適時二塁打で同点。さらに中大の先輩、牧に勝ち越しの二塁打を浴びた。試合前まで9回⅓を投げてわずか2安打だったが、一気に畳みかけられて3失点した。 勝てば首位・阪神に並べた一戦で逆転負け。好投を続けていたルーキーに阿部監督は「いつかは点を取られる。悔しい思いをしてプロは甘くないというのは分かっただろうし、明日以降また頑張ってくれればいい」と思いやった。(樋口航)