【バレー】パナソニックが首位に返り咲き アジア大会で活躍した高橋慶帆がVデビューで勝利に貢献 髙橋健太郎がまさかの11ブロック得点で東レ逆転勝利 V1男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENは23日、スワンドームなどで試合が行われ、ジェイテクトがホームのVC長野をストレートで破り、6勝7敗とした。1セット目で点差が開いた終盤に法政大学在学中の高橋慶帆が2枚替えで出場し、Vリーグデビューを果たした。スパイクで得点しそのままセットを奪った。第3セットにも出場、4得点で勝利に貢献した。試合前からトスがあがってくるとわかっていたのでそれに備えたという高橋選手。ゴゴール監督は「いつもあまり出ない選手に機会を与えたかった。彼が初めて得点したときに周りがみんなとても喜んでいたよね。それも良い効果」と高評価。 敗れた長野は札幌大会で今季初勝利をあげたが、直後の天皇杯で近畿大学に敗れ、少しチームの雰囲気も落ちていたという。3セット目から入った中野が「なかなかサイドアウトが切れなかったので、そこを改善したいと思って入りました。明日も出るかどうかわかりませんが、出たら必ず決めて盛り上げます」と力強く宣言。 東レは三島ホームゲームで東京グレートベアーズに2セット連取されたあと、3、4セットをデュースで取り返し、フルセットに持ち込んで大逆転を果たした。この1試合だけで髙橋健太郎選手はまさかの11ブロック得点。東京グレートベアーズはけが人も出て最後は力尽きた。 JT広島は日鉄堺にストレート負け。パナソニックがヴォレアス北海道にストレート勝利で首位に返り咲いた。昨季覇者のウルフドッグス名古屋と今季世界クラブ銅のサントリーもフルセットにもつれる激闘で、名古屋が制した。試合後には水町泰杜選手の入団会見も行われた。
■Vリーグ12/23 日鉄堺3-0JT広島 パナソニック3-0ヴォレアス 東レ3-2東京GB VC長野0-3ジェイテクト WD名古屋3-2サントリー 1 パナソニック 勝率0.91残25 2 サントリー 勝率0.85残23 3 JT広島 勝率0.8残21 4 WD名古屋 勝率0.67残21 5 製鉄堺 勝率0.6残21 6 ジェイテクト 勝率0.46残23 7 東京GB 勝率0.33残21 8 東レ 勝率0.33残21 9 ヴォレアス 勝率0.13残21 10 VC長野 勝率0.07残21