左肩亜脱臼の大谷翔平「左肩でよかった。不幸中の幸い。もう痛くない気持ちでやってます」
<2024年10月28日(日本時間29日)ニューヨーク・ヤンキース 対 ロサンゼルス・ドジャース @ヤンキースタジアム> 【動画】大谷翔平は道具も異次元だった!元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁 ドジャースが敵地でヤンキースを4-2で破り3連勝として、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に王手をかけた。 第2戦で盗塁死となった際に左肩を亜脱臼して状態が心配されていた大谷翔平投手(30)は、「1番・DH」でスタメン出場。 3打数無安打、2四死球だったが、初回に四球で出塁するとフリーマンの先制2ランを呼び込み、3回の進塁打は続くベッツのタイムリーにつながるなど、勝利に貢献した。 過去119回のワールドシリーズで開幕3連勝したケースは24回あるが、いずれも世界一を達成している。優勝確率は100%だ。大谷悲願のワールドチャンピオンまで、いよいよあと1勝となった。
<大谷翔平一問一答>
――ケガの瞬間はどう思いましたか? やった時はどうなってるかわからなかったですね。最初はセーフだと思っていたので、ベースから離れていなかったので、その後裏に行ってからですかね。今は痛みも引いてきて、自分のスイングも戻ってきているのかなと思います。 ――打席での方の状態はどうでしたか? テーピングしたりとかしているので、いつもと違う感じはしましたけど、そこまで大きく違わなかったかな。一・二塁のところ(4回第3打席三振)は最後はボール球だったので、四球を取れていたんじゃないかと思います。 ――セレモニーの時に何かをつけていました 試合中もそうだけど、冷やさないことが大事と言われていたので。試合中もずっと温めるような機械をつけて、イニング間も基本的につけて過ごしていましたし、セレモニーの時もつけていました。 ――走者の時はユニホームの首元を左手でつかんでいました スライディングした時に同じように(手を)ついたら外れる場合が多いので、それを防ぐためにやっていました。 ――スイングへの影響は感じましたか? 基本的には逆サイドの腕の方がきつかったかなと。左肩でよかったなと。不幸中の幸いだったんじゃないかなと思います。 ――どんな動きをすると痛みが出ますか? 打席の中ではもう覚えてないというか。痛くないという感じ。顔にどれくらい出てたかは分からないですけど。もう痛くない気持ちでやってますし、悪化だけはしないように。最低限のやれることは継続してやりたい。 ――今回チームメートからはどんな言葉をかけられましたか? 僕はLAに残っていてチームディナーに行けなかったので、ちょっとわからないですけど。僕自身は最善を尽くして今日出れること、結果を出せるようにしようとは思いましたね。 ――試合前にマンシーがメッセージを送ったことを明かしていました。 出れるという気持ち。実際に検査を受けて、処置をすれば出れる状態だと。自分のベストを尽くしますよと。チームの士気だけは下げたくない。けが人もいる中で、フレディ(フリーマン)もそうですけど全員が万全で出ている訳ではない。どこかしら痛みを抱えている選手も多い。その中でベストを尽くせばいい。 ――出場に迷いはありませんでしたか? 出れるなら出たい、出る準備をするのが当然。その上でチームが出て欲しい、必要だと言ってくれれば最善の準備をしたいです。 ――寝る時は大変ですか? ドクターに言われているのは、なるべく固定して、枕をはさんで固定して。それ以外は動かして固まらないように、ですね。 ――シーズンが終わったら手術は? そこまでの話はしていないので。今シーズンが終わった後に改めてそれなりの検査をして、いい状態なのかどうなのか。今の状態なら問題ないと思います。 ――ワールドシリーズ制覇まであと1勝です もちろん明日決められるように。そのためにみんなであと1勝勝てるように、明日の試合に集中したいと思います。 テレ東リアライブ編集部
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