武尊、海人が立て続けにムエタイの強豪に敗戦。最後の砦・名高が「日本人の強さを見せたい」【RWS JAPAN】
プレーオプラーオは「パンチとヒジを見てくれ」とアピールしているのだが名高は「苦手ではないと思うが、彼ほどの気持ちが強さがあってタフな相手とはまだ対峙してないと思うので、戦って見て自分がどう思うかだと思う。僕も気持ちでは絶対に負けないと思っていつも戦っている。どの展開になっても最後まで勝負は捨てない。気持ちの強さでも絶対に負けない」と語った。 試合のポイントとしては「気持ちの強さはタイでも定評がある選手。一発決めた後に倒しに行こうとして倒されている選手も見ている。何か効いたからといって焦らないのがカギだと思っている。多分、効かせるシーンは絶対にあると思うので、そこで自分がどういうふうに動けるかだと思う。どんなに気持ちが強くても急所に当たれば絶対に倒れると思うので、そこをピンポイントで狙っていきたい」と見立てた。
今年に入り、1月には武尊がスーパーレック・キアトモー9に、前日には海人がペットモラコット・ペッティンディーアカデミーに敗れた。名高には一矢報いてほしいという思いもあるのだが「武尊選手も海人選手も負けてしまった。特にペットムラコット選手はプレーオプラーオ選手の同門なので、仲間が勝って勢いづいてくると思う。でも自分は小学生のころからムエタイ一筋でやってきて、タイ人を相手に勝てる選手がいるぞということを見せたいと思っているので、僕の中でも日本人の強さを見せたい気持ちは常にある。ここまで日本人選手が2人負けてしまって、おこがましいかもしれないが、僕が最後の試合ということで、“やっぱりすげえ”と思ってもらえるような試合をしたいとはすごく思っている」と必勝を期した。 一方、プレーオプラーオは計量後の囲み取材で「名高はうまい。そしてスピードがある。彼と戦いたいと思っていたので、戦えてうれしい。僕のファイティングスピリッツ、そしてパンチとヒジを見てほしい。機会があればKOしたい」などと語った。