【全メンバー予想】U-23日本代表、OA含むパリ五輪本大会の登録枠18名は?招集発表前最後の活動が終了
MF(ボランチ、インサイドハーフ)/5名
・藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) ・遠藤航:OA(リヴァプール/イングランド) ・松木玖生(FC東京) ・山本理仁(シント=トロイデン/ベルギー) ・荒木遼太郎(FC東京) タレントの多い中盤は選考が非常に難しいポジションだ。報道を見る限り、世代をけん引してきたアタッカーの鈴木唯人が招集困難な状況であることは残念でならない。一方で、OA枠として遠藤航を招集する可能性が高まっているのはプラス。リオ五輪、東京五輪だけでなく、リヴァプールというビッグクラブでの経験を若い選手たちに還元してもらいたいところだ。 中盤では藤田譲瑠チマが唯一の当確と言っていいだろう。ダブルボランチ、アンカー、インサイドハーフもできるユーティリティ性も価値が大きい。続くのはタフさとハードワークを備える松木玖生と、ゲームをクリエイトできる山本理人。特徴の違う二人の選手は、これまでの活動でも違いを見せており、メンバー入りが濃厚と見る。 最後の一枚は抜群の攻撃センスを備える荒木遼太郎。U-23アジア杯ではジョーカー的な役割としても存在感を発揮。ゲームの状況を変えられる選手として重宝したい。
FW(センターフォワード、サイドアタッカー)/5名
・細谷真大(柏レイソル) ・藤尾翔太(FC町田ゼルビア) ・斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ) ・三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ) ・平河悠(FC町田ゼルビア) まずCFから考えると世代屈指のストライカーである細谷真大は当確だろう。すでにA代表で得点も記録している細谷は、U-23アジア杯でも力強いパフォーマンスを披露。得点感覚やポストプレーを含め、チームにとって替えのきかない存在だ。続くのは藤尾翔太。前線からのハードワークやワイドでもプレーできるポリバレントな能力を踏まえても、メンバー入りすると考える。 ワイドは久々の招集となったアメリカ遠征で抜群の存在感を見せた斉藤光毅とFC町田ゼルビアやU-23アジア杯での活躍が光る平河悠。そして、ワイドだけでなく中央でもフレキシブルにプレーできることを証明した三戸舜介と予想した。メンバー発表前、最後の試合となったアメリカ戦でも起用され、及第点以上のパフォーマンスを見せた三人。個で打開できる力は、本大会でもチームの武器となるはずだ。