愛媛県内で12日夕まで土砂災害の恐れ
梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で愛媛県内は大気の状態が非常に不安定となっており、中予では11日夕方まで河川の増水の恐れがあるとして、松山地方気象台は11日、警戒を呼びかけた。 県内には午前10時20分現在、中予に洪水警報が出ている。県内に大雨、雷注意報、東南予に洪水注意報が出ている。 10日午前10時の降り始めから11日午前5時までの雨量は松山87・5ミリ、松山空港75・0ミリ、今治市大三島72・5ミリ。1時間降水量は最大で、伊予市中山49・5ミリ、松山47・5ミリと激しい雨を観測。東中予には一時、大雨(浸水害)警報が出ていた。 気象台によると、梅雨前線は11日に西日本を南下し、12日にかけて四国沖に停滞する見込み。県内では12日夜遅くにかけて落雷、竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけている。
愛媛新聞社