和歌山県警の刑事名乗る電話「逮捕した男の押収品に…」 姫路の会社員が18万円詐欺被害
24日午後8時過ぎ、兵庫県姫路市の男性会社員(42)が「警察官を名乗る男に現金18万円をだまし取られた」と同県警飾磨署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。 【写真】「無料のチャット」が地獄の始まり… 詐欺メールにだまされた女性の8カ月にわたる体験談 同署によると、同日午後3時20分ごろ、男性の携帯電話に「和歌山県警捜査2課のアオキ」を名乗る男から、「詐欺の疑いで逮捕した男の押収品の中に、あなた名義のクレジットカードがあった」などと電話があった。「口座情報を調べる必要がある。口座にあるお金を振り込んで」と指示された男性は、同市内のコンビニエンスストアでATMを操作し、指定された口座に現金18万円を振り込んだ。 その後、非通知の着信だったことを不審に思った男性が和歌山県警に連絡し、被害に気づいたという。