緊急降板のソフトバンク和田毅 痛めた左手中指からは出血も「そんなに大ごとではない」
◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク2―7広島(26日、タマスタ筑後) ソフトバンクの和田毅投手が3回途中8安打5失点(自責4)、55球で緊急降板した。4月2日のロッテとのホーム開幕戦(ペイペイドーム)に先発予定で、今回が最後の調整登板だった。 ■開幕ダッシュへフレッシュ6投手【予想開幕ローテ】 3回1死一、二塁、大盛の投ゴロを捕球した際に左手中指を痛め、続く内田に2点二塁打を浴びるとベンチにタイムをアピール。そのまま交代となった。「(大盛の)球を捕る時に中指に当たった」と説明。少し出血があったことも明かしたが「そんなに大ごとではない」と強調した。 開幕前最後の登板で結果が出なかったことには「真っすぐの感じは良かったけど、変化球が拾われていた。指のこともあったが、それ以前の問題。感覚的には良くはなってはいるが、まだまだ」と語った。 倉野投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーターは「内容の評価というより、ああいう形で降板したところは明日(27日)の様子を見ないと。いけるならいくだろうし、いけないならいかない。それしか言えない」と左手の状態次第では4月2日の登板を回避する可能性も示唆した。(浜口妙華)
西日本新聞社