センバツ2023 彦根総合、念願の舞台へ 「一歩踏みしめ」 開会式リハ /滋賀
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会の開会式リハーサルが17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であった。センバツ初出場の彦根総合の選手たちも緊張した面持ちで入場行進の手順を確認した。 選手たちは前日まで学校のグラウンドで入場行進曲「back number」の楽曲「アイラブユー」を流して行進の練習をし、リハーサルに臨んだ。 学校名の入ったプラカードを持ち、チームの先頭を歩くのは笠巻勇真選手(3年)。2月21日のベンチ入りメンバー発表の際、宮崎裕也監督から指名された。笠巻選手は「学校でも練習したが、甲子園は圧倒的に広かったので緊張した。夢の場所で歩けるので前を向いて一歩を踏みしめたい」と意気込んだ。上田大地主将(同)は「昨春はテレビで見たが、甲子園に来た実感が湧いた」と話した。【飯塚りりん】