銀行詐欺容疑の水原容疑者、「司法取引があっても実刑20~30年は免れない」…Nスタ出演弁護士の見解
TBS系の情報番組「Nスタ」(月~金・午後3時49分)は12日の放送で、米連邦当局が11日(日本時間・12日)、銀行詐欺容疑で大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手の元通訳、水原一平容疑者(39)を訴追したことを報じた。 訴状によると水原容疑者は大谷の銀行口座から、1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法スポーツ賭博の胴元に送金したとされる。銀行詐欺の罪は最大100万ドルの罰金、もしくは最高30年の禁錮刑が科される。水原容疑者は司法取引に応じる見込みと報じられているが、銀行との電話で大谷をかたり送金を認めさせる録音データなどの証拠が残っているという。番組に出演した米国カリフォルニア州弁護士の鈴木淳司氏は「司法取引があっても実刑20~30年は免れない」と私見を述べた。 日本時間13日午前6時には水原容疑者が連邦地方裁判所に出廷する予定となっている。鈴木弁護士は「保釈されるかどうか」を注目ポイントに挙げ、裁判期間は「短い事件で6か月、長いと1、2年、場合によっては7年。1年以内には片付くのでは」との見通しを語った。
報知新聞社