セ・リーグCSファーストSの前日会見に臨む、左からDeNA牧、三浦監督、JERAの奥田社長、阪神岡田監督、中野。右のモニターはリモートで参加する巨人阿部監督（左）と菅野（撮影・前田充）

　巨人阿部慎之助監督（45）と菅野智之投手（34）が11日、「2024 JERA　クライマックスシリーズ　セ」共同会見にオンラインで出席した。 【一覧】クライマックスシリーズ、日本シリーズの日程 　甲子園でのCSファーストに出場する阪神とDeNAの勝者との対戦を前に、阿部監督は「どちらのチームがきても厳しい戦いになる。それくらい短期決戦の怖さも、僕自身も何度も経験させていただいてます」と決意表明した。 　現役時代、リーグ優勝しながらも07年には中日に、14年には阪神にCSで敗れた経験がある。この会見に出席した阪神岡田彰布監督（66）は「最後までしぶといっていうか、そつのないというか。まあ去年よりはね、すごく細かい野球っていうかね、そういう、まあ、キャッチャー出身の監督らしいね、そういうチームにね、変わった印象ありますけど」と警戒。DeNA三浦大輔監督（50）も含め、下克上をもくろんでいる両チームを迎え撃った先に、日本シリーズ出場権がある。 　CSファイナルでは第2戦での先発が見込まれる菅野は「自分たちはシーズン最後の方、本当に1戦も負けられない戦いを経験してきている。短期決戦で必ずそういう経験が生きると僕は信じてます。自分たちの力を信じて戦うことができれば、必ず勝てると思う。そういう心構えを大事に戦っていきたいなと思います」と力強く語った。