<春に駆ける’22センバツ>聖光学院 「最後まで戦い抜く」 日本一向け出発 保護者ら80人が部員激励 /福島
18日に開幕する第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する聖光学院の選手たちが4日朝、大会に向けて出発する。伊達市の同校では3日夕に出発式があり、学校関係者やサッカー部員、保護者ら約80人が野球部員を激励した。 選手たちは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2グループに分かれて出発する。5~9日に千葉県内で練習試合を予定しており、実戦感覚を取り戻し、10日に大阪入りする。 選手を代表して古宇田来(こうたらい)(2年)が「日本一という大きな目標に向けて東北の代表として最後まで粘り強く戦い抜く」と力強く抱負を語った。斎藤智也監督は「目先の勝ち負けにこだわらず、思う存分無欲の精神で戦ってくれることを監督として期待している」と述べた。 4日にオンラインによる組み合わせ抽選会があり、初戦の対戦相手が決まる。【玉城達郎】