阿部サダヲ主演「不適切にもほどがある!」見逃し配信が300万回再生突破 “異例”の注釈テロップ&ミュージカルシーンが話題に
1月26日にスタートした阿部サダヲ主演の金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第1話無料配信総再生数(TVer・TBS FREE)が300万回を突破。[※2月1日(木)時点/ビデオリサーチにて算出:配信期間2024年1月26日(金)~2月1日(木)]。また、U-NEXTの国内ドラマ作品における視聴人数ランキングでは1位を獲得した。[※U-NEXT調べ/2024年1月26日(金)~2月1日(木)で計測]。 【写真】爽やかな笑顔から一転…すっかりやさぐれモードの仲里依紗“渚” ■宮藤官九郎が手掛ける意識低い系タイムスリップコメディー 同作は、昭和のおじさんがコンプラで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく、完全オリジナルの意識低い系タイムスリップコメディー。 脚本は宮藤官九郎が務め、プロデューサーは磯山晶が担当。阿部とは、「池袋ウエストゲートパーク」(2000年)、「木更津キャッツアイ」(2002年)、「タイガー&ドラゴン」(2005年、全てTBS系)でタッグを組んできた2人が、令和で新たな作品を生み出す。 ■“昭和のおじさん”市郎を筆頭に物語を彩る個性豊かな面々 同ドラマには、突如1986年から2024年へタイムスリップし、令和では考えられない“不適切”な言動を繰り返す小川市郎役で阿部、バラエティー番組のアシスタントプロデューサーとして働くシングルマザー・犬島渚役で仲里依紗が出演。 また、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピする男“ムッチ先輩”こと秋津睦実とゆとり世代の会社員・秋津くんを磯村勇斗、市郎と逆で、2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする社会学者の向坂サカエを吉田羊、そして、市郎の一人娘・小川純子を河合優実、サカエの息子・向坂キヨシを坂元愛登が演じる他、袴田吉彦、山本耕史、古田新太ら個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます) ■“昭和”への共感と憧れの声が殺到、ミュージカルシーンも話題に 第1話は、“愛のむち”と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師であり、男手一つで17歳の一人娘・純子(河合)を育てる小川市郎(阿部)が、いつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトしてしまう。 目を覚ました市郎の目に飛び込んできたのは、パンツが見えそうなスカートをはき、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。 一方、1986年の同日、純子は向坂キヨシ(坂元)から突然告白されていた。キヨシは、社会学者である母・サカエ(吉田)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。街中で偶然出会った純子に一目ぼれしてしまったのだ。 純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村)に密かに思いを寄せているにもかかわらず、キヨシを家に連れ込もうとするという内容だった。 放送後からX(旧Twitter)でトレンド入りするなど話題に。昭和時代のシーンには「いちいち懐かしすぎる!」「懐かしさと新鮮が混在」「昭和が羨ましい」といった投稿が多く見られ、本編中に表示された注釈テロップやミュージカルシーンなどにも反響があり、幅広い世代から注目を集めた。 ■「不適切にもほどがある!」第2話あらすじ 第2話は―― 再び令和にやってきた小川市郎(阿部サダヲ)が持っていたスマホに、昭和にいるサカエ(吉田羊)から着信が。市郎のタイムスリップ話を信じていなかった犬島渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)だが、ビデオ通話で確かにサカエが昭和にいる分かり、驚きを隠せない。 そして市郎は純子(河合優実)とキヨシ(坂元愛登)の“チョメチョメ”を未然に防ぐため、サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願するのだった。 改めて渚と秋津にこれまでの経緯を説明すると共に、初めて会った時の“渚の涙の理由”が気になっていたと打ち明ける市郎。そこで、渚はこれまでに起こった出来事を語り始めるのだが、それは現代の働き方の難しさを象徴するかのような内容だった。 鬱屈とした毎日を過ごしている渚の前にさらなる問題が。その時市郎は… ――という物語が描かれる。