【月550円弱の値上げ】どうしてこんなに電気代が値上げされるんですか?今後は値下げされないのでしょうか?
電気代の値下げはあるの?
電気代の値上がりが続く原因が複数あるため、1つの要因が解決しても即電気代が大幅に下がる可能性は低いでしょう。将来的に再生可能エネルギーの供給が安定するなどして再エネ賦課金がなくなる可能性もありますが、先行きは未定です。 さらに、世界中で電力の需要が高まっても低くなる見込みはほとんどありません。したがって電気代が数年のうちに急激に下がって2021年以前の価格に戻る可能性もほぼないといってよいでしょう。 ■電力会社を変える・太陽光発電の利用などすれば電気代が下がる可能性がある 個人の選択で電気代を下げる方法としては、電力会社を変える、太陽光発電を導入する、省エネ住宅に自宅をリフォームするなどの方法があります。省エネ住宅とは、高断熱・高気密の住宅で光熱費を下げられる住宅です。太陽光発電は太陽光を利用した発電システムであり、蓄電池を利用するなどして自家消費分を多くすれば、電気代を下げられます。 太陽光発電の導入や省エネ住宅の購入等にはまとまった費用がかかりますが、電力会社の変更は思い立ったらすぐに実行できます。しかし、あるとき突然大手電力会社よりも電気代が大幅に上がるリスクもあるのがデメリットです。 電気代を下げられる工夫は節電以外にもあるため、メリット・デメリットをよく考えて導入を検討してみてもよいでしょう。
無理のない範囲で電気代をおさえる工夫をしよう
電気を使わない生活は、もはや不可能といってもよいでしょう。電気代が上がり続けても現代生活を維持するためには、節電をしながら電気を使い続けるか、電力会社を変えるなどの工夫が必要です。 国は再生可能エネルギーの促進のため、太陽光発電や省エネ住宅の導入に前向きな傾向です。節電以外の電気代をおさえる方法もぜひ参考にしてください。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 電気・ガス価格激変緩和対策事業 再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2024年度以降の買取価格等と2024年度の賦課金単価を設定します 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部