コスモス100万本出迎え 砺波・夢の平ウオッチング開幕 土日祝は「山頂カフェ」
2024となみ夢の平コスモスウォッチングは4日、砺波市のとなみ夢の平スキー場で開幕した。あいにくの雨模様となったが、5品種約100万本のコスモスが来場者を迎えた。実行委によると、三分咲きの花は、あと数日で見ごろの五分咲きになる見通し。14日までの期間中、多彩な秋の味覚を提供。土日祝日にはリフトが運行され、「山頂カフェ」で砺波平野の眺望を楽しめる。 約2・4ヘクタールのゲレンデは淡いピンクや赤、白色のセンセーションをはじめ、黄色のイエローガーデンや、赤からピンク地に白の絞りなどが入る「あかつき」などで彩られた。開花が遅れていたが、9月中旬に入って寒暖の差が激しくなってきたこともあり、一気に花が咲いた。 開会式では実行委会長で栴檀山(せんだんやま)自治振興会の前田幸雄会長があいさつした。夏野修市長、山田順子市議会議長が祝辞を述べた。しょうがわ認定こども園の園児が歌を披露し、テープカットして開幕を祝った。 期間中はキッチンカーが毎日登場。名物のせんだん山そばや、鮎の塩焼き、コスモスの天ぷらが入った弁当、サツマイモご飯、山菜ご飯などの販売もある。 「コスモスの大迷路」も設けられ、1人100円で楽しめる。土日、祝日は乗用車1台につき500円の交通整理料が必要となる。 12、13日には砺波市庄中のヘリコプター離着陸場「ヘリパッド砺波」を発着点に遊覧飛行「コスモスフライト」がある。