ドジャース・フラーティが背信ピッチで二回持たず ジャッジ&チザムに本塁打浴び打者1巡でノックアウト
ワールドシリーズ第5戦(ヤンキース―ドジャース、30日、ニューヨーク)米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)はヤンキースタジアムで第5戦が行われ、中4日で先発したドジャースのジャック・フラーティ投手(29)が一回⅓を投げ4安打4失点でノックアウトされた。 一回1死でソトに四球を与えると続くジャッジにWS初本塁打となる先制2ランを被弾。4番・チザムにも右翼席へソロを被弾した。二回も立て直せず先頭のボルピに左翼線二塁打を浴びると、1死三塁からバートゥーゴに右前適時打を浴び、降板が告げられた。 3勝1敗とするドジャースは大谷翔平投手(30)が「1番・DH」で出場。一回の第1打席は中飛だった。ヤンキースのエースでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕のコールが投じた初球の95・6マイル(約153・8キロ)直球に差し込まれた。 大谷は第2戦で左肩を亜脱臼したが、第3、4戦にフル出場。第4戦では五回に故障後初安打をマークするなど状態は上向いている。試合前には第6戦(日本時間11月2日)に先発予定の山本由伸投手(26)が登板2日前ルーティンである遠投とブルペン入りで調整。緊張した様子はなく笑顔やリラックスした表情が見られた。右腕は第2戦で七回途中1安打1失点の快投で日本投手では2007年松坂大輔(レッドソックス)以来となるWS勝利投手となったチームは既に王手をかけており、第5戦に勝利すればWS制覇が決まる。