【アンダー¥2,000!】年末年始のうち飲みに持ち寄りたい、おすすめアルコール
台湾ウイスキーが新トレンド! 「カバラン・バー・カクテル ハイボール」
糖質ゼロのウイスキーをベースにしたハイボールはヘルシーにアルコールを楽しめて、食事と相性のいいすっきりとした味わいで大人気! コンビニやスーパーでは缶ハイボールの勢いが止まらず、その種類はどんどん豊富に。そこで東京・吉祥寺にあるウイスキーバー「Vision」の店主、小林渉さんが、本当においしい缶ハイボールを紹介! 「Vision」店主・小林渉さん(以下K) 台湾のウイスキーが最近日本でめちゃくちゃ注目されているんですよ。 エディターAKIYAMA(以下A) 全然知らなかったです! K その筆頭株が、このカバラン。台湾でウイスキーを製造している会社は3社あるのですが、その中で最初に日本に入ってきたのが、カバランなんです。世界中のウイスキーの品評会で賞を獲りまくっているんですよ。昨年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022の洋酒部門では、カバラン ソリスト モスカテルシェリー カスクストレングスが最高金賞を受賞しました。 ライターYOKOMIZO(以下Z) 歴史ある醸造所が多い中、2006年創業での快挙。ウイスキー界の藤井聡太さんだ! A 短期間で、勝ちまくっているということね(笑)。では、カバランで作った缶ハイボールをいただきます! おいし~! トロピカルな甘いニュアンスがあって、ちょっとカクテルのような味。 K 台湾は日本より南なので、熟成が非常に早く進むんです。気温が高いから、原酒の蒸発が早い。その分樽のフレーバーが強く、その結果甘くなります。樽のフレーバーって、熟成が進むとバニラの香りがする「バニリン」という成分が引き出されるんですよ。 A これは熟成が進んだことによる甘さだったんですね! バニラ香もほわわんと、癒されます。 Z 台湾は、ウイスキー造りで有名なスコットランドやアイルランドとは大分気候が違いますが、それでもおいしいウイスキーが造れる理由は? K 本来はウイスキー造りに合わない地域ですけど、それを逆手に取って個性にしています。熟成の早さによる強い樽のフレーバーがウイスキーの旨みに! 他国との差別化に繋がっていますね。 A ワインの旧世界と新世界の関係に近いですね。 K 個人的にも好きなタイプのハイボール。まったり食後に飲みたいですね。食事を終えて、ソファでだらっと寛いで、映画観ながら飲んだら最高かな。 ※記事中の商品価格はオリジナル記事の公開当時のものです text: SPUR.JP編集部