給食の煮物を食べたら鶏肉の一部がピンク色の“生煮え”状態 大阪市立中学校で全校生徒291人に提供 解凍不十分なまま加熱か 健康被害は確認されず
大阪市教育委員会は、市立中学校で提供された給食の鶏肉の一部が生煮えだったと発表しました。健康被害は確認されていません。 大阪市教育委員会によりますと、19日午後1時すぎ、大阪市立中学校で3年生が給食を食べていたところ、「鶏肉と野菜の煮もの」の鶏肉の一部がピンク色であることに気づきました。 鶏肉は明らかに火が通っていない生煮えの状態だったということです。 発見した生徒は食べませんでしたが、すでに全校生徒291人のほとんどが食べてしまっていました。 これまでのところ、健康被害の報告はないということです。
給食は近くの小学校の給食調理室で調理されたもので、冷凍されていた鶏肉を解凍が不十分なまま加熱し、その後の温度測定を怠ったことが原因だとしています。 小学校では生煮えの鶏肉は確認されていません。 大阪市教育委員会は給食を調理した委託業者に対し、再発防止に向け、指導を徹底するとコメントしています。