オク・テギョン 映画現場で日本語は完璧 木村拓哉も絶賛
韓国人俳優のオク・テギョン(35)が21日、東京・歌舞伎町のTOHOシネマズ新宿で、29日午後9時から放送のTBSスペシャルドラマ「グランメゾン東京」先行上映会に登場した。主演の木村拓哉(52)がオクの日本語力を絶賛した。 オクはスペシャルドラマ放送の翌日である30日に公開される映画「グランメゾン・パリ」に出演しており、上映会の直前に行われた映画「グランメゾン・パリ」レッドカーペットイベントに続いて登壇。この日のためだけに来日しており「日本の映画館は初めてですけど、皆さんがいっぱい来てくださって胸がわくわくしています」と客席に語りかけた。 映画はパリで撮影を実施。木村はオクについて「撮影が始まって5日間くらいは斜め後ろに通訳のスタッフの方がいてくださった。6日目からスタッフの方がいなくなり、大丈夫かなと思っていた」と振り返る。しかし、心配は不要だったという。「テギョンが僕らに歩み寄ってくれて、パリで撮影している間、日本語を全て理解してくださって、全て日本語で返してくださった」とオクの日本語力に舌を巻き、拍手を送った。 共演の沢村一樹(57)は「日本語だけじゃない。TOEICは何点だっけ?」と水を向けた。するとオクは「満点」と回答。脅威の語学力を持っている事が判明し、登壇者や観客を驚かせた。 この日もオクは終始、日本語で質問などに対応。撮影現場について「本当にたくさんの事を勉強した。先輩たちが支えてくれた」と感謝を語った。 スペシャルドラマは、三つ星を獲得した「グランメゾン東京」がコロナ禍で打撃を受け、星を全て失うことから始まる完全新作となっている。