“浸水隠し”受け JR九州が船舶事業撤退
九州朝日放送
日韓を結ぶ高速船クイーンビートルの「浸水隠し」を受け、JR九州は23日、運航の再開を断念し、船舶事業から撤退すると発表しました。 JR九州の古宮社長は、JR九州高速船の船舶事業からの撤退は、クイーンビートル船体に入るひび割れの修理が困難で抜本的な対策ができず、安全な運行ができないためとしました。 2022年に就航したクイーンビートルは、船首部分の浸水を隠して運航を続けていた事が発覚し、今年8月以降運休していました。 古宮社長は、「安全を軽視して運航はできない。福岡釜山間は、飛行機の台頭が目覚ましい事も撤退判断材料のひとつ」と述べています。
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