福岡でも「ライドシェア」スタート タクシー不足解消へ期待 事業者は今後も増える見込み
一般の人が自家用車を使って有料で客を運ぶライドシェアが、福岡市などで12日から始まりました。 タクシー不足の解消が期待されています。 ライドシェアは、一般のドライバーが自家用車を使って客を有料で送迎するもので、今年4月から東京や京都などで先行して実施されています。 運行管理はタクシー事業者が行い、福岡市をはじめとする福岡交通圏では、31の事業者がライドシェアの運行許可を受けていて、ドライバーの確保など準備を進めていました。 利用にはスマートフォンのアプリからの配車依頼が必要で、福岡交通圏でも12日午後4時からサービスが始まりました。
福岡市南区の会社では、研修を終えたドライバーが初日の準備を進めていました。 ◆ライドシェアのドライバー 「めちゃくちゃいいですよね。こちらが働きたいときにアプリ入れるだけですから。午後4時からなので、割とゆっくりした後にできるからいいですね」 福岡交通圏での運行は、タクシー不足が目立つ時間帯で、月曜日から木曜日までは午後4時から午後9時台まで、金曜日と土曜日は午後4時から翌午前5時台など、曜日ごとに時間が決められています。
◆双葉交通 豊島明弘常務 「移動困難者を1人でもなくすことができればよいなと思っています。ライドシェアの方でもタクシーの方でも、安心安全にご乗車いただけるように会社で研修を行っていきたい」 タクシー不足の解消のために期待されている福岡でのライドシェア。 九州運輸局によると、運行にあたる事業者は、今後も増えていく見込みだということです。
テレビ西日本