驚き?当然?今オフに大減俸となった大物(5)色褪せないレジェンドだが
プロ野球のオフシーズンでは、毎年のように契約更改が話題となる。その年に活躍を見せた選手が年俸アップを勝ち取る一方で、成績が低迷した選手の場合、大幅な年俸ダウンとなるケースも少なくない。そこで今回は、2023年オフに大減俸を受け入れた大物を取り上げたい。
青木宣親
投打:右投左打 身長/体重:175cm/80kg 生年月日:1982年1月5日 経歴:日向高 - 早稲田大 ドラフト:2003年ドラフト4巡目 ベテランとして苦しむチームを支えた青木宣親。2023年はリーグ3連覇を逃し、自身も成績を落とす悔しいシーズンとなった。 日向高校ではエースを担った青木は、早稲田大学で野手転向。リーグ戦で卓越したバットコントロールを発揮し、東京ヤクルトスワローズからドラフト4巡目指名を受けた。 プロ2年目の2005年に打率.344、202安打を記録し大ブレイク。同年は最多安打、首位打者、新人王のタイトルに輝いた。 その後も活躍を続け、2010年には打率.358、209安打、出塁率.435の好成績。日本を代表するヒットメーカーとなった。 2012年からはメジャーリーグに挑戦。メジャーの地でも安定した成績を残し、2018年にヤクルトに復帰すると、以降は精神的支柱として活躍した。 2021年からは打率3割を下回っているが、ベテランとしてチームを支え、リーグ2連覇に貢献。しかし、2023年は96試合出場で打率.253となり、大幅減俸となった。42歳を迎える2024年シーズンは、チームを立て直す役割が期待されるだろう。
ベースボールチャンネル編集部