『シン・仮面ライダー』庵野秀明氏、念願の各話フォーマット「これで完結をみる」
庵野秀明氏(脚本・監督)、尾上克郎氏(准監督)、田渕景也氏(アクション監督)が先日、都内で行われた『シン・仮面ライダー』Blu-ray & DVD発売記念トークショーに登場した。 【動画】80年代の東映特撮の撮影を振り返った後に本作の特典映像などを語る庵野秀明氏 『シン・仮面ライダー』Blu-ray & DVD が11月20日に発売される。初回限定版に付属する特典映像には、一部未公開映像を含む「OMIT シーン」や VFX を使用したシーンを振り返る「VFX BreakDown」など計2時間を超える特典映像を収録。 さらに、映画本編を全5話に再編集し、新規撮影による各話エンディングを含む映像を収録した「各話フォーマット版」を収録した。 初回限定版に付属する特典映像のうち、一部未公開映像を含む「OMIT シーン」だけでも1時間30分を超えているという。庵野氏は「それだけ切ったということですね。本編でこれは入らないから切ったものもせっかくなんで入れています。可能な限り入れました。本来こうだったんだというのが見られて楽しいと思います。切ったのもしょうがないと分かるところもあるし、これ切っちゃったのもったいなあと分かるところもあります」 更に庵野氏は「各話フォーマットというのは…僕は最初からこっちをやりたかった。劇場公開後にパッケージになるときはこれをやって僕のシン・仮面ライダーは完結を見ると、そう言った意味でも無理して各話エンディングしたかった。無理してやったけどできてよかった。僕の方では本来の姿なんだろうなと。仮面ライダーは各話完結のお話なので自分が望んでいた形に再構成できて良かった」と感無量の様子だった。