10期を迎えた「国内ダンス留学@神戸」が内容を大幅刷新
「国内ダンス留学@神戸」の第10期が始動した。 DANCE BOXが実施する「国内ダンス留学@神戸」は、全国から集まったダンサー・振付家が、8カ月にわたってダンス漬けの生活を送るプログラム。10期となる今回は内容を大幅刷新し、8カ月の長期滞在型ではなく、アーティスト各自の希望に合わせて集中して参加できるプログラム構成となる。 【画像】中村駿(Photo by Shu Kanai)(他10件) 滞在型のプログラムでは、大きく3つの枠組みのアーティストがプログラムを展開する。7月31日まで実施中の「dbリサーチ・レジデンス・アーティスト」では、劇場や街でダンスの実験やリサーチを行いながら自身のダンス表現を磨く。「dbアソシエイト・ダンサー」は中村蓉の振付作品に参加し、「dbクリエーション・レジデンス・アーティスト」は1カ月の滞在制作と新作の上演を行う。「dbアソシエイト・ダンサー」と「dbクリエーション・レジデンス・アーティスト」については6月に公募の詳細が発表される予定。 また月に1・2週間ずつ行われる「集中プログラム」では国内外で活動するアーティストによるワークショップや講座、クラスが実施されるほか、これまでの国内ダンス留学修了者である中間アヤカ、中西ちさと、藤澤智徳、アラン・シナンジャらのクラスも用意される。 招聘アーティストには中村蓉、中村駿、青木尚哉、児玉北斗、西村未奈、平原慎太郎、康本雅子が名を連ね、中村蓉は12月上演の「Newcomer/Showcase#1」、中村駿は8月上演の子供向けプログラム「国内ダンス留学@神戸 for TEENS」の振付を担う。