ハ・ジョンウ&キム・ナムギル、映画「ブロークン」で約5年ぶりに再会“初めて見る光景で新鮮”
俳優のハ・ジョンウが「ブロークン」を撮影しながら、新人時代を思い出した。 6日、ソウルロッテシネマ建大入口(コンデイック)店にて映画「ブロークン」(監督:キム・ジンファン)の制作報告会が行われた。この場にはキム・ジンファン監督、ハ・ジョンウ、キム・ナムギル、ユ・ダイン、チョン・マンシク、イム・ソンジェが参加した。 この日、ハ・ジョンウは同作について「ガソリンのにおいがする作品」だと定義した。 彼は「監督が引き出す現場の雰囲気、キャスティングされた俳優たちとアンサンブルを作っていく過程からガソリンのにおいを感じた。スリラーと反転、アクションの要素も確かにあるが、とても妙でドラマ的に惹かれる部分が強い映画だ」と打ち明けた。 また「シナリオに盛り込まれたシーン一つひとつの密度と集中力が、演技を始めたころに戻ったような気がした。そのためヘアメイクや衣装を選ぶとき、監督とたくさん相談したが、直感的かつ本能的に選択しながら準備した」と話し、期待を高めた。 同作でハ・ジョンウとキム・ナムギルは約5年ぶりに再会を果たした。 キム・ナムギルは、映画「クローゼット」以来、久しぶりに作品を通じて再会したハ・ジョンウについて「前作で共演した俳優と再会すると、短所もあるが、長所も大きい。あまりにもユーモラスな面が多い兄さんだが、現場では生のような、研ぎ澄まされた姿をたくさん見た。キャラクターへのアプローチの仕方が初めて見る光景で新鮮だった」と驚きを隠せなかった。 続けて「『クローゼット』もシリアスだというが、『ブロークン』ほど真面目な感じではなかった。兄さんがキャラクターを作っていく姿をファンとして見ていた。自然で楽に呼吸が合って面白かった」とハ・ジョンウに対する愛情を見せた。 映画「ブロークン」は死体で帰ってきた弟と消えた弟の妻、事件を予見していたベストセラー小説まで、すべてが絡んでしまったあの夜の真実を明かすために最後まで走っていくミンテ(ハ・ジョンウ)の憤怒の追跡を描いた作品で、2月5日に韓国で公開される。
チャン・イェソル